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(n) Tokyo Metropolitan area =========================== ・ 東 : [ひがし] 【名詞】 1. east ・ 東京 : [とうきょう] 【名詞】 1. Tokyo (current capital of Japan) ・ 東京都 : [とうきょうと] (n) Tokyo Metropolitan area ・ 京 : [みやこ, きょう, けい] 【名詞】 1. capital 2. metropolis ・ 京都 : [きょうと] 【名詞】 1. Kyoto ・ 都 : [みやこ] 【名詞】 1. capital 2. metropolis
東京都(とうきょうと)は、日本国の首都〔現在は廃止されたが、首都建設法には、「この法律は、東京都を新しく我が平和国家の首都として十分にその政治、経済、文化等についての機能を発揮し得るよう計画し、建設することを目的とする。」とあり、日本国の首都を「東京都」として都市計画することを定めていた。〕であり、世界最大のメガシティ及び世界有数の世界都市。関東地方に位置する広域地方公共団体(都道府県)の一つである。東京特別区、多摩地域、島嶼部(大島・三宅・八丈・小笠原)を管轄する。都庁所在地は新宿区。 都公認の英語の表記は、 Tokyo Metropolis で、そのほかには Tokyo Prefecture と Tokyo Metropolitan Prefecture がある。 == 概要 == 東京都が管轄する領域は東京特別区(23区〔 Special wards of Tokyo D. Lepore 〕)・多摩地域(26市〔「多摩26市」とも。東京都市長会/多摩26市 〕・1郡(3町1村))および大島・三宅・八丈・小笠原(島嶼部)の4支庁(2町7村)から成っている。東京特別区(23区)は、一つの都市として、東京とも呼ばれる。沖ノ鳥島・南鳥島を含む小笠原諸島を含むため、日本最南端および最東端に位置する都道府県でもある。 1868年(慶応4年、明治元年)に平安京から東京都の前身である東京府に首都機能が移ってきたと言われ、1943年(昭和18年)に東京府と東京市が統合されて東京都が首都となった。戦後、1950年(昭和25年)に東京都を日本の首都として、十分にその機能を発揮し得るよう首都建設法が施行されたが、1956年首都圏整備法の施行に伴い廃止された。 ;都民、人口 東京都に住所を持つ人を「東京都民」あるいは略して「都民」と言う。 人口は人(現在)、(2010年時点で、1316万人)と、これは日本の都道府県の中では人口が最も多く、日本の人口の10%以上が住んでいることになる。 人口密度も日本の都道府県のなかで最も大きい。東京都を中心とする首都圏は、世界で最も人口が多い都市圏で、第2位のムンバイ都市圏に1000万以上もの差を付けている〔国連の報告書 によると世界最大の都市圏は東京都市圏で人口3,650万人。世界第2位がインドのムンバイ都市圏で2,170万人。〕。 ;行政機関、首長 行政機関の集合体も「東京都」と言う。 「東京都」は、旧東京府と旧東京市を廃止しそれらを統合する形で設置された行政機関である。第二次世界大戦中の1943年(昭和18年)7月1日、首都の行政機能を強化する目的から東京都制が施行され〔さらに遡れば、1869年2月11日(明治2年1月1日)に京都から奠都され、1878年(明治11年)に府制が施行され「東京府」となった。そこは東京や東京都の歴史を参照のこと。〕、終戦後の1947年(昭和22年)に地方自治法を施行したために、この(1943年の)東京都制は廃止されたが、「東京都」の名称と行政区域は変更していない。このため東京都庁は、「23区を包括する市役所としての機能」と「県庁としての機能」とを併せ持っている。 東京都の議決機関は東京都議会である。 東京都の首長は、東京都知事である。(略す場合は「都知事」と言う。)その権能や任期については地方自治法において定められており、任期は4年。東京都知事選挙が行われ、東京都民が候補者の中から投票で決めている。副知事(東京都副知事)も置かれ、その定員は4名と定められている。 現在、東京都の職員数(いわゆる「都(と)の職員」)は、一般行政職だけでも18,207人ほどで、さらに消防吏員・警察官(警視庁職員)・都立学校の教職員、また都の公営企業部門(都営病院・交通・上下水道など)まで含めると、平成25年4月1日時点で総計16万5千人もの職員を抱える〔東京都公式サイト「都職員の給与状況」 〕巨大な組織である。都知事が、東京都の職員の頂点に立つ者としてこの組織を指揮しているわけである。 東京都庁舎(本庁舎)は長年千代田区の有楽町にあったが、1991年(平成3年)4月1日に新宿区の西新宿に移転した。移転に伴い、地方自治法に従って都条例も改正され、同時期以降、都庁所在地は新宿区となった〔東京都庁の位置を定める条例 ">東京都庁の位置を定める条例 (東京都)〕。都知事の執務室もそこにある〔なお、地図上での都庁所在地の表記は、便宜上「東京」が使用され続けている(東京都庁の所在地 (東京都))。〕。 条例上では都庁所在地は新宿区である。ただし地図上の表記については、国土地理院によると、東京以外の道府県庁の所在地は市を名称を用いるのに対し、東京都の場合は、実際の所在地である新宿区を含めた23区をまとめて「東京」と表記する〔ただし、具体的な対応は出版社ごと、あるいは同じ出版社であっても地図ごとに異なることがある。平凡社地図出版 東京都の都庁所在地は? 〕。 ;都市、東京 都市というのは、都市としての発展の力学・ダイナミズムがあり、それは行政区分や行政機関とは必ずしも合致しない形で起きるが、東京都を語る上ではそこにある東京という巨大都市のことは無視できないので、ここで(地方自治体としての東京都ではなく)東京都内にある都市や場所としての東京にも一応触れておくと、都市としての東京は、元々は江戸幕府が置かれた江戸であり、徳川家康の都市計画によって築かれ、大いに繁栄した都市である。江戸も幕末の動乱を経る。明治元年の文書から「東京」と表記されるようになった。(江戸時代後期の佐藤信淵の著書『混同秘策』にすでに書かれていた、江戸を「東京」と改称する案を、大久保利通は読んで知っており、明治の新政府発足の折にその案を採用し、提案したことでその名になった。)しかし、日本の行政区画上東京と言う都市は現在は存在しない。 東京(特に東京都区部)には日本の首都機能が集中しており、多くの資料・統計などでは、日本の首都は「東京」とされているものが多い〔中学校社会科の地理の教科書、帝国書院の『社会科 中学生の地理』で、「首都である東京もかつては「府」でしたが、1943年に「都」に変更されました。」とある。都単位が首都になっている例としては東京都のほか、タイ王国のバンコク都がある。州単位が首都となっている例として、インドネシアのジャカルタ首都特別州が挙げられる。なお、ブリタニカ国際大百科事典では、項目が【東京〔都〕】として(カッコづけで)立てられており、ひとつひとつの文章が「東京」の説明なのか、「東京都」の説明なのか、はっきりしない状態で(ごちゃまぜで)解説されている。〕。 2014年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、ニューヨーク、ロンドン、パリに次ぐ世界第4位の都市と評価された〔2014 Global Cities Index and Emerging Cities Outlook (2014年4月公表)〕。グローバル情報誌の「」による「世界で最も住みやすい25の都市ランキング」では、デンマークのコペンハーゲンに次いで 2位に選ばれている。 また、世界で最も大きな経済圏を持つ都市であり、しかも第2位のニューヨーク大都市圏の1.4倍の経済規模をもつ〔2008年のニューヨーク都市圏の名目GDPは1兆2815億ドル。 2008年の東京都市圏(一都三県)の名目の総生産は約160兆円。ドル換算だと約1.8兆ドルでニューヨーク都市圏の約1.4倍。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京都」の詳細全文を読む
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